滋賀県にある「かもしかキャンプ場」が手がける第4のキャンプ場「かもしか葛川森のキャンプ場」に行ってきました!
第3のキャンプ場「KONZE」に続き、こちらも2023年9月にオープンしたばかり!週末の予約が困難な大人気のキャンプ場です。
今回は、オープンして間もない大人気なキャンプ場「かもしか葛川森のキャンプ場」を写真付きで徹底レビュー!
タイプ別に分かれるキャンプサイト情報をこれでもかと言うほど詳しく解説します!
予約方法や近くのスーパー、さらには温泉情報もわかりやすく解説するのでぜひ参考にして下さいね〜!

キャンプ場の情報を詳しく解説するよ!
第3のキャンプ場「KONZEかもしかキャンピングヴィレッジ」についてはこちらをチェック!


それでは行きましょう!





敷地面積はかもしかグループ最大!
場所や近くの温泉・スーパーについて
滋賀県大津市葛川坊村町にあるキャンプ場で真横には安曇川が流れる自然豊かなところに位置します。
葛川地域は昔ならではの「かや葺き屋根」の家が残される歴史ある地域です。
アクセス情報
各方面からのアクセスは?
- 京都方面・四日市・名古屋方面(新名神高速)→ 真野ICから約25分
- 大阪方面 → 京都東出口IC降りて 約1時間10分 湖西道路に向かって進む
※カーナビで名前検索して出ない場合は「葛川森林キャンプ村」で検索して下さい



葛川地域はさば寿司も有名です。
「曙橋(あけぼのばし)」という橋を渡ったら葛川市民センターの駐車場が見えてきます。
つきあたりから右の火の用心の建物方面へまっすぐ進みましょう。


まっすぐ進むと看板が出てくるのでこの先を行けば到着です。





キャンプ場の基本情報はこちら


予約はネット予約のみ
電話での予約受付はしておらず、インターネット予約のみ。
キャンプ場検索予約サイト「なっぷ」で受付中です。
最寄りのスーパーは2か所!キャンプ場まで車で約40分ほど!
キャンプ場の近くにはスーパーやコンビニはないので事前に買い物をすませておくことをおすすめします。
出発前にスーパーを寄るならここ! キャンプ場まで約40分!
①「アルプラザ 堅田」
〒520-0242 滋賀県大津市本堅田5丁目20−10


大型のスーパーなので食材を買うのにまず困らないでしょう。
「セリア」もあるので着火剤やウェットティッシュなどの消耗品の補充にも便利!


100均に行く用事がなく食材のみならここもあり!同じくキャンプ場まで約40分!
②「バロー真野店」
〒520-0232 滋賀県大津市真野6丁目7−1


最寄りの温泉は車で約20分!
「くつき温泉 てんくう」 (グリーンパーク思い出の森)
滋賀県高島市朽木柏341−3


いつも帰る前に温泉に立ち寄りますが、大阪方面から来る僕にとっては帰り道と逆方面だったので行くのを迷いましたが、、、、



わざわざいく価値あり!!
天狗伝説ここにあり。


ざっくり解説!かもしか葛川森のキャンプ場ってどんなところ?
かもしか葛川キャンプ場ってどんなキャンプ場なの??
まずはざっくりと解説してあとで詳しくお伝えします。



時間がない人はざっくりだけでも参考になれば嬉しいです
①コンセプトは昭和レトロ!どこか懐かしい雰囲気にエモさを感じる


「大自然×キャンプ×昭和レトロ」
施設の建物の外壁には昭和の街にあったような看板が立てられ、どこか懐かしい雰囲気。
日が暮れるまで夢中で外で遊んでいた幼きあの頃、大自然の中心はいつも自分だったことを思い出させてくれるようなキャンプ場です。


②木々が多く日陰もあり、大自然をダイレクトに満喫!
かもしか葛川森のキャンプ場には所々に木々が生えていており、日当たり良好なサイトもあれば木々に囲まれた林間サイトもあります。
生い茂った林間ではないので木々の隙間から見える山を眺めながらキャンプを楽しむことができます。


キャンプ場の奥には安曇川流れており景色もいい!
※安曇川は遊泳できません


③雨でも安心な東屋サイトがある


雨の日でも対応可能な東屋サイト!小さいテントなら中に設営もできるので雨の日キャンプの過保護張りも可能に!
東屋の外でも2ルームテントが張れるくらいの広さがあります!



東屋の下で焚き火ができるのがいいですね。
④デッキ付きサイトがある


傾斜があろうが雨で水たまりができようがどんな地面の状況でも対応できるデッキサイトがあります。



デッキの外にもテントを張ることができるので荷物おきやリビングスペースとしても便利ですね
⑤初心者やお子様連れのファミリーでも安心できる高規格キャンプ場


トイレや洗面所は清潔で利用しやすく、夜もしっかりライトアップされてるので暗い足場を気にすることなく安心して利用できるところも初心者の方におすすめな高規格キャンプ場と言えるでしょう。


さらに、サイト内には人工河川があるので夏場は安心してお子様を遊ばせることもできます。
他にも子ども達が楽しく遊べる「森の遊びエリア」などありファミリーにもおすすめです。



森の遊びエリアなど子ども向けの情報も後ほど詳しく解説します!
⑥ペットノーリードサイトやドッグランエリアあり


かもしか葛川森のキャンプ場はペットもオッケーです!広いドッグランなのできっとワンちゃんも大喜び!



ノーリードサイトもあるのでペットと一緒にキャンプを楽しむことができるよ
⑦全サイト電源つき!


全サイトはAC電源付きです!



夏でも冬でも必要な電源、携帯充電やドライヤーに電気ストーブなど様々な用途で使えるね
くわしく解説!キャンプ場内施設情報!


昭和レトロの雰囲気がどこか懐かしい「かもしか葛川森のキャンプ場」の特徴がわかったところでキャンプ場内の施設をくわしく解説します。
管理棟


管理棟には受付と売店があり、店内の雰囲気はおしゃれで素敵な空間でした。
キャンプ用品や着火剤にお菓子にカップ麺など売店にはたくさんの商品が綺麗に陳列されています。



薪も売店で販売しています


かもしかオリジナルグッズもたくさん!


オリジナルステッカーも売ってました!デザインが気に入ったので即買いです笑


さば寿司も売っています!
なんで鯖寿司?と気になって調べてみたら…
葛川地方は昔、若狭湾で釣れた鯖を京都へ運ぶ街道となっておりこれを「鯖街道」と呼ばれるようになったそうです。
その名残りで鯖の食文化が根付いたというわけなんですね。歴史を感じますね〜


トイレ・炊事場
トイレは場内に2カ所あります。今回はキャンプ場真ん中にあるトイレを紹介します。


トイレ
全て温水洗浄便座で嬉しい! とてもきれいなトイレでした!


新しくてきれいな洗面台がずらっと並んでいます!


殺虫スプレーもあって思いやり満点!


炊事場
炊事場は管理棟の横に1カ所と中央のトイレの近くに2カ所あり。



炊事場は全て洗剤・スポンジ付き!ありがたいことにお湯も出ます!
管理棟横の炊事場にはワンちゃんの足が洗える大きな流し台もありますよ!


中央に位置する炊事場はレトロなキンチョールの看板が目印!


建物内には 綺麗な流し台がありました!
洗った食器類を置くスペースも完備!このスペースがあるとめちゃくちゃ便利ですねー。


木製の踏み台があるので小さなお子様でも楽に手が洗えます。
すぐそばにはフタがついた残飯入れがあるので炊事場の洗い物の時に捨てられるので助かりますね!









なんと炊事場の横の建物にはピザ窯もありました!‼︎


コインシャワー
コインシャワーは管理棟の裏にある建物の中にあります。




コインシャワーは男女兼用で5室 5分100円 !
木の壁がオシャレで落ち着いた雰囲気!さらにリンスインシャンプーとボディーソープも完備!









一番奥のシャワールームだけ脱衣所と浴室が広くてお子様と一緒に入浴できるくらいのスペースがありますよ。
灰処理場
灰処理場は主に炊事場の横などにありました!
横に必ず消化用のバケツが置いてありますが炭や薪は必ず鎮火してから捨てましょう!


ゴミステーション
入場ゲートから入ってすぐ右側にゴミステーションがあります。透明なゴミ袋に入れて捨てるのルール。





分別ルールも受付時に丁寧に説明してくれますよ
子どもの遊びエリア
子どもが遊べるエリアも充実!子どもの遊びエリアをご紹介します。


森の遊びエリア
キャンプ場の奥の「やまめサイト」に囲まれた森の奥に遊びエリアがあります。
ツリーテントやジップラインなど子ども達が森の中で遊べる遊具がたくさんありました!










子ども達も自然にふれあいながら楽しい時間が過ごせそうですね!ツリーテントの中はトランポリンみたいに跳ねて遊べます!
キャンプ場内に人工河川
夏キャンプの川は子ども達のオアシス





人工河川なので流される心配がないし安全に水遊びが楽しめる
昭和の遊び道具「三角馬」もあります!
乗って跳ねてすすんでなんか楽しい三角馬!
遊び方については、かもしかグループの専務が楽しく遊んでいる様子の写真で説明をしてれます。クスッと笑えるような写真なのでぜひチェックしてください笑


ボール遊びエリア
ボール遊びエリアはキャンプ場の左右に2つあります。


管理棟裏の遊びエリアはグラウンドになっているので花火やラジコンならこちらがおすすめ





反対側のボール遊びエリアは草原の広いスペースでした。


ドッグラン
ワンちゃんだって思いっきり走りまわりたい!ひろーーいドッグランもあります!


くわしく解説!5つのエリアサイトをご紹介
かもしか葛川森のキャンプ場は大きく分けて5つのエリアに分かれます。何がどう違うのかわからないのでここで詳しく解説します。


5つのサイトをざっくりまとめると
【かっこう】サイト | バンガローに泊まれるサイト |
【ほたる】サイト | 東屋があり、雨でも快適なキャンプができるサイト |
【あゆ】サイト | デッキ付きサイト |
【とんぼ】サイト | ペットノーリードサイト |
【やまめ】サイト | 通常のオートサイト |



各サイトごとの場所によって特徴や値段など更に細分化するのでここから詳しく紹介していきます
【かっこう】サイト


かっこうサイトはバンガローに宿泊でお手軽・快適にキャンプを楽しむことができます


残念ながらバンガローの中にペットは入れないようです。
かっこうサイトの詳細はこちら


エアコン・冷蔵庫・寝具が装備されているので初心者の方にもおすすめ。
バンガローの外には3m×3mのスペースがあるので外で食事や焚き火を楽しむこともできます



イスやテーブルはないので注意!レンタルもできるみたいです
【ほたる】サイト


東屋があるので雨の日に便利!東屋の外のスペースは2ルームテントでも設営可能な広さがあります
屋根をよく見ると「人」の漢字のような形になっているのがわかるでしょうか?


これは東屋の下でも焚き火ができるように煙が上へ逃げるような構造になっているんだそうです。
と言うことは、、、雨の中でも焚き火ができるっていうことなんですね!
ほたるサイトの詳細はこちら


東屋の内寸は3.5m×9.0m高さ2.1mなので小型のテントなら中に設営が可能!雨でも安心な「過保護張り」ができちゃいます!
外でも2ルームテントが張れるくらいの広いスペースがあり夏でもタープを張らずに東屋の下で快適に過ごせます。



区画によっては横の寸法が違うので注意!
【あゆ】サイト
あゆサイトはデッキ付きサイトでデッキの外でも大型テントが張れるくらい広いスペースがあるのが特徴です。


あゆサイトのデッキサイズは「4m×6m」なので2ルームテントなどの大型テントは立てれないので注意。



ソロテントや小型テントなら十分設営できそう!さらにデッキ専用ペグも無料で貸してくれます!
あゆサイトは区画によって値段や特徴が異なるため、予約サイト「なっぷ」では3つのプランに分かれています。
3つのプランの特徴をざっくりまとめると…
あゆサイトの3つのプランの特徴
あゆサイト【A】プラン | 林間にあり日陰が多い。他のプランよりも500円高い |
あゆサイト【B】プラン | 安曇川を一望できる場所にあり、日陰もできやすい |
あゆサイト【C】プラン | 森の遊びエリアに近い |





今回僕は「あゆ-16」のサイトにお邪魔しました。
あゆサイトA (あ−1、あ−2・あ−12〜あ−17)


あゆサイトAは他のプランよりも値段が500円ほど高い分、サイト内の広さが「約14m×約15m」とあゆサイトの中では一番の広さを誇ります
また周りには木々が多いので日陰ができやすく夏も過ごしやすそうですね。
あゆサイトAの詳細はこちら







デッキの外でもテントが設営できて十分な広さです。キャンプ当日は雨上がりで地面が濡れてたけどデッキの上に荷物を置くことができたので設営時のちょっとした荷物おきに便利でした。
あゆサイトB (あ−3〜8)


あゆBは安曇川近くにあるので川の景色を眺望できます!
さらに木々もあるので木陰ができやすくあゆAに比べて500円ほど安い値段設定になっています。
あゆAに比べて全体サイズはやや小さいがそれでも200㎡以上あるので広いサイト設定ですね。



あゆAとは違う特徴があるのでそこは確認しておいたほうが良さそうです!
あゆBの特徴についてまとめました。
あゆBの特徴
- サイト内の広さは「約8m×約25m」長方形のサイトになっている(たて横サイズは区画により異なる)
- 8月から9月にかけてサイト内の「トチの木」から「トチの実」が落下するので注意が必要
「トチの実」はゴルフボールくらいの大きさらしく、テントや車に落下する恐れがあるらしいです!



落下すると怪我の心配もあるので8月9月は避けた方が良さそう。。
あゆサイトBの詳細はこちら


あゆサイトC (あ−9〜11)


あゆサイトCもあゆAよりも500円安い値段設定でありながらサイト内の広さは「約14m×約15m」とあゆAと同じです。



森の遊びエリアに近い位置にあり、お子様連れのファミリーキャンパーに人気がありそう


あゆの9と10は日当たりが良好なので夏はタープがないと厳しそうだけど秋冬はちょうど良い日差しで心地良さそうですね。
デッキの外に大型テントを設営しても問題なさそうです!
あゆサイトCの詳細はこちら


【とんぼ】サイト


とんぼサイトは90センチほどの柵に囲まれているのでワンちゃんとノーリードでのんびりキャンプが楽しめます。


サイトの広さは「約10m×約11m」で十分な広さがありノーリードで遊ぶには目の届く範囲だしちょうどいい広さです。



車の駐車はサイトに沿って柵外に横付けします
とんぼサイトの詳細はこちら


【やまめ】サイト
やまめサイトは通常のオートサイトとして利用できるエリアです。


やまめサイトも区画によって特徴が異なるため、予約サイト「なっぷ」では3つのプランに分かれています。
3つのプランの特徴をざっくりまとめると…
やまめサイトの3つのプランの特徴 (サイト料金は全て同じ)
やまめサイト【A】プラン | 日当たり良好で日陰がない |
やまめサイト【B】プラン | 森の遊びエリアに近い |
やまめサイト【C】プラン | 林間エリアにあるから日陰がある |
やまめサイトA (や-21〜24)


やまめAサイトはすぐ後ろにある安曇川を眺めることができる景色がいいサイト
サイトの広さは「約10m×約12m」と十分な広さで日当たり良好!


日当たり良好なサイトですが夏場はタープなどの日陰がないと厳しそう。秋冬なら日差しが気持ちいいサイトです
やまめサイトAの詳細はこちら


やまめサイトB (や-25〜33)


やまめBサイトは森の遊びエリアの周りに配置されているのが特徴なのでお子様連れのファミリーにおすすめ!
サイトの広さは「約10m×約12m」なので十分! 森に面しているサイトには日陰ができそうだ。「や-25」は日当たりがいい。






子どもの遊び場が近いからファミリーに人気なエリア!
キャンプ場の一番奥にあるのでトイレは遠いかもしれないが人通りを気にする事なくキャンプができて良さそう。
やまめサイトBの詳細はこちら


やまめサイトC (や-34〜36)


やまめCサイトは林間にあり日陰ができやすいところが特徴。
サイトの広さはこちらも「約10m×約12m」で十分な広さを確保しています。ちょうどあゆAサイトの間に位置するところです。
このエリアのサイト数は「や-34、35、36」の3つです。






林間にあり日陰ができやすいから過ごしやすそう。前日に雨が降った場合は雨が残る可能性があるので注意が必要!
水たまりが残っている場所にテントを設営するのは気が引けますよね、さらに買ったばかりのテントなら尚更です。
実は僕が利用した時に予約で当たったサイトは「や−34」だったので行ってみたらこんな水たまりがあったんです!





これは困った。平日で他も空いてそうだし変更できないかなクレームみたいで言うのが嫌だけどな〜
と思いつつもやっぱり他も空いてそうだったので意を決してスタッフさんに区画サイトの変更を相談したところ…



快くサイトの変更をオッケーしてくれました!





おかげで最高のソロキャンプが楽しめました!スタッフのみなさんありがとう!
やまめサイトCの詳細はこちら


【まとめ】昭和レトロ×キャンプの発想が懐かしくて新しい!


以上、かもしか葛川森のキャンプ場レビューでした!
「森のキャンプ場」という名前の通り木々に囲まれた自然いっぱいのキャンプ場!
かもしか葛川森のキャンプ場の魅力はやはりこの自然に囲まれたところにあるのだと思います!
綺麗に整備された区画はどうしても周りに木々があると邪魔になるので更地になってしまう。もちろんその方がテントは設営しやすい。
しかし、あえてサイト内の木々を残し、地形を利用したサイト設計はまさに森の中のキャンプ場そのもの。


さらにしっかり高規格で初心者やお子様にペットまでも楽しく過ごせるようなキャンプ場でした。
さすが「かもしかグループ」といったところです!
そして、「昭和レトロ×森のキャンプ場」というコンセプトもおもしろい。
どこか懐かしい昭和レトロの光景が幼き日の自分の記憶を蘇らせるきっかけとなり
日が暮れるまで自然と夢中になって遊んだ記憶にエモーショナルな気持ちになる人も多いでしょう。
まるで「大人も童心になって思いっきり自然と遊んでみませんか」というメッセージを感じ取れるような場所でした。
みなさんもぜひ、かもしか葛川森のキャンプ場で「あの頃」に戻ってみてはいかがでしょうか。



最後までお読みいただきありがとうございました!
ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。
それではまたお会いしましょう!


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