- ゴアテックス汚れてるけど洗濯してもいいの?
- 撥水能力が落ちるイメージあるけど大丈夫?
- 洗濯機で楽に洗えるものなのかな?
- 手洗いで洗濯方法はどうしたらいい?
この記事を見れば
ゴアテックスや撥水効果のある衣類の
洗濯方法が分かります。
私が実際に洗濯をして画像解説付きでお伝えします
こんにちは
当ブログにお越しいただきありがとうございます!
今回はゴアテックスの洗濯方法について、記事を書きたいと思います
先日、海上釣り堀に行ってきまして、風速10メートル(盛り気味)くらいある中
ゴアテックス防風防寒のウェアを、着て釣りを楽しんでたわけですね
しかし、強風のせいでウキが流されまくりで、全く釣れませんでした!(;ω;)(本当は腕がないだけです)
めちゃくちゃ悔しい!
魚はすぐそこにいるというのになぜ釣れぬというのだ!!
本当に悔しすぎる!この悔しい気持ちを汚れと共に洗い流したいと思います!!
ゴアテックスの洗濯方法!
それではいってみましょう!!
洗濯しないと劣化の原因になる!そのゴアテックス、ちゃんと洗えます!
ゴアテックスなど、撥水加工がある衣類は
洗濯してもいいものなのか、、、撥水効果が薄れてしまうのではないか?
と疑問に思ってしまいますよね。私自身もそうでした。
しかし、ゴアテックスを洗濯しないまま使用を続ける方が劣化が早くなるのです。
劣化が起こりうる4つの要因
以下のような要因で劣化が引き起こされるのです
- 汚れが蓄積されて、生地の撥水性能が劣化する
- 蒸れを逃がす孔が汚れで塞がり、水に強く蒸れにくい効果が薄れる
- 逃げ道がなくなり内側から結露してしまう恐れがあり
- 洗濯しないと臭いの原因にもなるので清潔感が保てない
ゴアテックスや撥水効果のある衣類は、高価なものが多いですし、せっかく購入したのなら
このような事態は避けたい所ですよね
今からお伝えする正しい洗濯方法をマスターし、長持ちさせていつまでも気持ちよく使いましょう!
それでは洗濯方法を私が実際に洗濯しましたのでお伝えします!
洗濯機で洗濯する方法
今回、私が実際に着用した、釣具メーカーダイワの防寒ウェアです。
こちらのゴアテックス商品を実際の洗濯手順を解説します。
①洗濯前に必ず洗濯表示マークを確認する
これはお洗濯の基本ですね、そもそも洗濯できるのか手洗いなのか表示を見ないことに始まらないのです。
基本的に衣類は洗濯できますが、
洗濯機で洗濯できるのか?
手洗いでしか洗濯できないのか?
この表示マークを見て全てわかるのです!ここ絶対大事です!全てはここで決まります!
それでは実際の洗濯表示マークを見てみましょう!
う〜〜ん!!
表示マークって、何年か前にリニューアルされたし、よくわからない。。
ということで、、、
今回のこのウェアの7つの洗濯表示マークを調べてみました!
なるほど!今回、私が洗濯するウェアに、洗濯桶に手を突っ込んでるあいつがいるということは!!↓
このウェアは手洗いしかできず、さらに乾燥機もアイロンもできない
という事が分かるのです。
すなわち、、、
皆様にご紹介したかった、洗濯機での洗濯方法を実践して
お伝えしたかったんですが、難しそうです。(;´ェ`)
しかし!ご安心ください!
洗濯機の方法を、知りたい皆さんのために!
洗濯機で洗う手順を、写真に納めておきましたよーー!
ですので!!どうかまだこのページ、、引き続きご覧になってくださいね!笑
それでは何もなかったように記事をすすめてまいります!
②衣類のファスナーを全て閉める
はい!洗濯表示を確認して、洗濯機でも手洗いでも
必ず全ての、ファスナーとベルクロは締めましょう!
手首や足首のベルクロは軽く締めてください
③軽く折りたたんで洗濯ネットに入れる
軽く折りたたみ、洗濯ネットに入れてください。
洗濯ネットに入れる前に、特に汚れている部分には、洗剤を直接つけてぬるま湯につけて下洗いをすれば
効率よく、汚れが落ちます(o’ω’)ノ
④洗濯機に入れて洗濯する前に注意する事!
あとは、洗濯機に入れて洗濯するだけですが、注意する点が3つあります!
- 液体洗剤は衣料用洗剤を規定の量よりやや少なめにすること
- 粉末洗剤、漂白剤、柔軟剤、シミ抜き剤、の使用は避けること
- すすぎは二回以上、脱水時間は短めにすること
以上の点を注意してから日影干しをしましょう!
手洗いの選択方法
それではここから手洗いの手順についてお伝えします!
最近では、マスクを手洗いしたりするので手洗いが生活の中で当たり前になってきた気がします。
以前に夏場のキャンプで連泊した時も、手洗いでTシャツ洗ったりしてましたね
それではいきましょう!
手洗い洗濯に必要なもの
洗濯桶(ランドリーバスケット)
洗濯物を、入れる少し大きめの洗濯桶が必要です
洗濯する衣類によっては、サイズが間に合わない場合があります!
私が使っているのは、ダイソーで売っている洗濯物用のランドリーバスケットです!
サイズは
- 縦 41cm
- 横幅 30cm
- 深さ 25cm
これくらいの大きさがあれば、大きめの衣料は問題なく洗濯できます
しかも、このバスケットは、プラスチック製で水を溜めても漏れませんし
濡れてもタオルで拭き取ればすぐに乾きます!
ダイソーで100円ではありませんが(確か300円くらい?)
とってもオススメな商品です!
撥水効果を取り戻す専用洗濯洗剤
普通の洗濯洗剤でも洗濯は可能ですが、撥水効果が取り戻せたり、より持続できる専用の洗剤があります
オススメは、アウトドアウェアの救世主!
ニクワックスです!
ニクワックスは撥水性を兼ね揃えたアウトドア ウェアの為に考えられた洗濯洗剤です
オススメする理由!!
- 撥水効果を取り戻す
- 高い伸縮性と耐久性を備えた撥水ポリマーが使われている
- 自然乾燥で簡単に撥水効果をもたらす
- 安全に通気性と耐久性を確保できる
撥水剤やコンディショナーなど、他にもたくさんの種類の洗剤が、
ありますのでまたこちらに追加したいと思います。
①洗濯桶にぬるま湯を溜めて洗濯洗剤を入れる
水かぬるま湯または40度以下のお湯を入れて、洗剤を入れて全体をよくかき混ぜます。
ニクワックス洗剤のお湯の量の目安は
1着から2着で、水20ℓに対して
洗剤の使用量の目安は150mlです。
特に汚れている箇所には直接、洗剤をかけて少し置いてから手洗いをすれば汚れが落ちやすいですよ
②衣類を洗濯桶に入れて優しく数回押し洗いする
洗濯機の時と同じように、汚れがひどい時など
漂白剤やシミ抜き剤はNGです
もみ洗いなども、してはいけません。
優しく、押し洗いをしましょう
③15分ほどつけ置きする
押し洗いだけでは少し頼りないので
洗剤に15分ほどつけて置き汚れをじっくり落としましょう
④洗剤が残らないように、よくすすぐ!!
すすいだ水に洗剤の色が残らないくらい丁寧にすすぎ洗いしましょう、洗剤が残ると劣化の原因につながります
⑤脱水する
十分にすすいだあとは、脱水作業に入ります
手洗い洗濯の場所はいつもお風呂場でしています
今回のような防寒着やスキーウェアなど、かさばる衣類は脱水が大変です
絞るのにも一苦労なのです。
手洗いの脱水は大変!私はこうしてます!
いったん風呂場の洗濯物干しに、あげてから脱水する!
そして吊りながら、さらに絞る!
水が重力によって下の方に落ちていくので
下の方を中心的に絞っていき脱水していきます!
⑥ある程度、脱水できたら日陰干しする
フード付きのウェアなら、フードの中に水が溜まっている可能性が高いです!
陰干しする際は、フードを外に出してから干すと良いでしょう!
洗濯機か手洗いどっちが良いの?
洗濯機か手洗いか、どちらがいいのでしょうか?
今回のように、手洗いしかできないような衣類もあると思います
ですが、洗濯機も手洗いもどちらでもいける衣類ならどうでしょうか?
私が思うには
防寒着やスキーウェアなど、かさばるものは洗濯機でオッケーだと思います
軽めのレインウェアは、手洗いで丁寧に洗っても
それほどハードワークではありません。
ただ私個人の意見としては
気に入った大事なウェアなので、手洗いで洗濯してあげたい気持ちが強いです
大切にモノを扱うという感じもしますし、手洗いの方が私は好きです!
ゴアテックスは熱処理する事で撥水がもどる!
ゴアテックスや撥水性能がある衣類は、熱処理する事で撥水効果が戻ります!
今回の私のウェアは乾燥機もアイロンも禁止表示だったので熱処理はできませんが
お持ちの衣類が乾燥機マークであったり、アイロンマークがあれば
熱処理をする事で撥水がもどります。
熱処理方法は?
自宅にある乾燥機やコインランドリーの乾燥機で20分ほど熱処理をする
またはアイロンで全体をまんべんなく熱処理をする方法があります
ただし、注意点があります
乾燥機で乾燥する際は、必ず乾いた状態で低温乾燥して下さい。
設定が高温だと、ゴアテックスの膜を、損傷する恐れがあります。
アイロンを使用する際は、必ず当て布をして、低温設定スチームなしでおこなってください。
アイロンで熱処理する場合だと、全体をまんべんなくする必要もあり、割と面倒だと思います
乾燥機に任せた方が、全体的に効率よく、熱処理できるのでオススメです
洗って乾いたので、撥水効果が持続してるか試してみた
洗って乾いたので、撥水効果がちゃんと持続しているか、検証してみました!
乾きたてホヤホヤ(?)ですが、皆さんの為に、今からシャワーの刑に処する!
ニクワックスで洗濯し、太陽光で熱処理をした実力はいかに、、
おぉっ!!
しっかり、撥水効果が持続していますね!
次からも問題なく使用できそうです(*ノv`)b
ゴアテックスの保管方法と気をつけるべき点
ではここまで洗濯方法や、乾燥方法をお伝えしましたが
保管の方法も非常に大事です!
せっかく綺麗に洗って乾かした、ゴアテックスが正しい保管をされずに
オフシーズンなどで長期間放置され、いざ使う時にその効果が薄れたり
また生地自体に、損傷があれば大変残念な気持ちになります。
いつまでも清潔で、長く使えるように、正しい保管をしていきましょう!
保管方法と気を付ける点は、こちらです。
- 高温多湿は避け、風通しの良い所で保管しましょう!
直射日光は避け、車の中や物置の中、ではなく『湿気がこもらない所』を選びましょう - スタッフバッグから出してハンガーなどに吊り下げて保管しましょう!
スタッフバッグは持ち運びのみ使用します。生地が密集して湿気の原因になります
正しいメンテナンスで長く使いましょう!
いかがだったでしょうか?
ゴアテックスや撥水性能のある衣類は、洗濯できないなんて思っている方も多いようです。
また洗濯が面倒だったりしてついついサボりがちだったりしますね
しかし、その積み重ねが劣化の原因を引き起こし、寿命を縮める原因となるのです。
今回、お伝えしました。
ゴアテックスの洗濯方法や乾燥の仕方、保管時の注意点を正しく理解する事で
本来の特性をキープしながら長くお使いいただけるのです。
もちろん、ゴアテックスだけではなくアウトドアブランド独自開発の撥水機能付きの
衣類にも適応可能ですし、ウェアだけではなくグローブなどの小物でもこちらの方法で
メンテナンス可能です。
その際は、洗濯表示マークの確認を忘れないでくださいね!
俺を忘れるなよ!
正しいメンテナンスで、いつまでも大切に、長く使いましょう!
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